こんにちは、奥田千晶です。
人との関わり合いの中で生きています。
最近は、苦手と感じる人がいなくなりました。
・自分でやった方が早いって言ってくるあの人、怖いな…
・この沈黙、苦手だな…
・どうしてあの人は打合せの始めに長々とお天気の話をするのだろう?
・急かされると、一気にやる気を失ってしまう…
はぁ、今日もドッと疲れた。
こんな風に感じること、ありませんか?
苦手な人が身近にいたら疲れますよね。お肌はどんよりしてきますし、暴飲暴食に走って体型を崩す可能性だってあります。そんな風に感じる自分はコミュ障だと、塞ぎ込んでしまうこともあるかもしれません。
私自身、苦手な人が多くて毎日がつらかったです。リクルートで営業をしていた頃は、トイレでよく泣いていました。
営業2年目でソーシャルスタイル理論を学び、日々実践するうちに、苦手だと思っていた人が少しずついなくなり、今では随分とコミュニケーションをとるのが楽になりました。
コミュニケーションをとるのが楽になった結果、どうなったか?
・暴飲暴食がなくなった
・会社員時代からのお客さんなしでもフリーランスで生きてる
(節目にはキーパーソンがいます)
・再婚しました
仕事も恋愛結婚もつまるところは人間関係。自分の世界から苦手な人がいなくなり、自分のことを苦手と感じる人が少なくなったら、日常生活が楽しくなると思います。
仕事でも恋愛結婚でも使えるソーシャルスタイル理論をシェアします。
そもそも、なぜ苦手な人は生まれるのか?
相手と自分の前提が異なるから。前提が異なると正解がちがいます。お互いにちがった正解を持っているために「ズレ」が生じて、苦手と感じています。
例えば、そんなんだったら自分でやった方が早いわ!っていう人、たまにいるじゃないですか。
その人の前提にあるのは合理性です。合理性が前提にあるから、効率的であることが正解になります。だから、他人に任せられることは任せてその人は別のことをやっています。
さらに、この方は速くあることが正解なので、遅いということは不正解になるんです。だから、「そんなんだったら自分でやった方が早いわ!」というんです。
これをいう本人は、まさか相手が自分のことを苦手だと感じているだなんて想像すらしていません。むしろ、愛情表現だと考えています。
これをいう人を苦手と感じる人の前提にあるのは正確性です。正確性が前提にあるから、ミスをしないことや間違えないことが正解になります。
ミスをしないように、データやそのデータの信憑性を検証しつつ、誤字脱字がないかを細かく確認する。慎重に進めるので時間もかかってしまいます。
修正がない分、トータルで見るとさほど時間はかかっていなかったとしても、速くあることが正解な人からすると遅いと判断されがちです。前者のタイプからは、仕事のやり方が合わないなどど苦手意識を持たれてしまいます。
自分と相手の前提が異なると居心地がよくないから、「苦手」と片付けてしまう。
相手が何を前提としているかを自分が知らないから「恐怖」に感じてしまう。
こうして苦手な人って、誕生するんですね〜。
ソーシャルスタイル理論とは何か?
自分と相手が何を前提としているか?を客観的に知れるツールです。
ググればいろいろ出てきますが、WOWWOWさんのところが診断や解説が実践よりでわかりやすいです。
心理テストみたいでおもしろいよ!
かんたんに解説!ソーシャルスタイル理論
ソーシャルスタイル理論では、感情表現と主張の度合いを軸に4つのスタイル(アナリティカル・エミアブル・エクスプレッシブ・ドライビング)に人を分類します。
それぞれのスタイルの特徴はWOWWOWさんのコラムを読んでみてくださいね。行動特性をまとめるとこんな感じです。
※WOWWOWさんから抜粋

自己診断で自分のスタイルに気づく。
他者診断で周囲の方のスタイルを知る。
相互診断でまわりからみた自分に気づく。
これがソーシャルスタイル理論です。
ソーシャルスタイル理論をやるとこんな感じ(夫婦編)
私のスタイルは、エクスプレッシブよりのドライビングです。
そう、例えばドライビングの中にも、ドライビング中のドライビング、アナリティカルよりのドライビング、エクスプレッシブよりのドライビングがいます。
「より」がある場合は、2つのタイプの行動特性を持っていると考えます。エクスプレッシブよりのドライビングの私は、ちょっとエクスプレッシブの行動特性が入ったドライビングということになります。
まあ〜通りで!
・それってやる意味あんの〜
・お天気の話なんてしてないで、単刀直入にいきましょう〜
・飽きた、おもしろくない!もうおしまい、次!!
ってなるわけですよ。
関係性が最も近い旦那さんは、エミアブルよりのアナリティカルです。
エミアブルよりのアナリティカルな旦那さんから、過去にこんなことをいわれました。
・自己中
→コントロールしたがりなんです
・冷徹
→感情よりも事実や費用対効果で判断します
・こわい
→単刀直入にしゃべります
・時々、テンションがうざい
→勝手に盛り上がってます
自分らしさ全開のデフォルトでいると、旦那さんからすると相当ヤバイ女ですね。。。
こうして苦手な人はいなくなった!
私がこんな行動を取ってしまう前提にあるものは、なんだろう?
こんな風に思われてしまう相手の前提にあるものは、なんだろう?
考えているうちに、それぞれの行動特性からこんな単語が浮かび上がってきました。
私が自己中で冷徹でこわくて時々テンションがうざいのは、ちょっぴり感覚的で合理性が前提にあるからで、私のことをそんな風に感じる旦那さんの前提には調和があるからか!
なっとく〜
でも、もしも私も旦那さんと同じように調和が前提にあったら、決めるべきことがなかなか決まらないよね!めっちゃ平和であることは間違いなさそうだけど。
別に悪くはないぞ〜
あれ?と思った時に相手と自分の前提に意識を向けると不思議なことに、それ以上の感情が発生しなくなります。そして、みんなちがってみんないいのだというところに行き着きます。
ソーシャルスタイル理論の本当にすごいところはここ
自分と相手の前提が理解できたら、相手のされたら嫌なことがなんとなくわかってくるようになります。
各スタイル別されたらうれしいポイント
人に好かれるための行動って、下手をすると媚びることになるからムズカシイけど、嫌がることをしないように心がけるなら、少しハードルが下がります。
自己中で冷徹でこわくて時々テンションがうざい私も、例えば旅行先の候補を絞るのは私がやるけど、最終ジャッジは旦那さんにしてもらおうかな、旅行したいと言う前に最近仕事どう?って聞いてみよっかな…
嫌がることを避けることが可能になります。
初対面が苦手な時は・・・
診断するには1度コミュニケーションをとる必要があります。初対面では判別できないかというとそうでもなく、観察していると見えてきます。
観察ポイントはここです。
この人はどんな人かな〜、ドライビングかな?エクスプレッシブかな?エミアブルかな?アナリティカルかな?探って探って探りまくって、あてずっぽうゲームをすると楽しくなってきます。
エクスプレッシブっぽ発想です。
【超重要】ソーシャルスタイルで決めつけない、縛られない
1人の人の中にはいろんな面がありますので、そのうちの一面を診断しただけでコミュニケーションをとろうとすると大火傷します。
そして、相手のスタイルに合わせるということは、あなたのスタイルを一旦消すことになるので、それはそれでストレスになる方もいると思います。
コミュニケーションコストを下げて、軽やかに美しく生きるためのツールとして活用するのがおすすめです。
ソーシャルスタイル理論を活用したら苦手な人がいなくなった体験談を書きました。
仕事やプライベートで使ってみてね!見える世界が変わってきますよ。
本日は以上です。