映像でみてみたいと書いてから数ヶ月、映画化決定のニュースをみたときは驚きました。
お母さん役はどなたがされるんだろう・・・
びっくり箱は抉じ開けるのではなく、開くのを待つからびっくり箱になるのです。
戸田恵梨香さん!!!
どんな感じになるんだろう・・・
びっくり箱でびっくりするのは、箱を開けるからです。
小説と映像の比較結果=感受性と想像の方向性
あれがこうなるんだ、へー
小説と映像の比較で生じた大まかな差異は、感受性と想像の方向性を明らかにしてくれるんじゃないかなあと思いました。
■ 全体を通して、小説におどろおどろしさを感じたとします
感受性:深く感じやすい
想像の方向性:発展的(飛躍的、拡大傾向)
使用器官:聴覚
■ 全体を通して、映像におどろおどろしさを感じたとします
感受性:深く感じにくい
想像の方向性:平衡的(そのまま、文字通り)
使用器官:視覚
映像のスピードに理解が追い付くか否かなんかも、わかることに入ってきますかね。
理論の背景
小説を読んでいるとき、文字を目で追いながら自分の声を感受し、脳内で映像化しています。脳内で映像化することを想像するといいますね。
映像作品を観るという行為は、制作スタッフさんが自分の声を感受して脳内で映像化したものを作品として鑑賞する行為と考えられます。
小説と映像の比較で生じる差異は、自分の感受性及び想像の方向性と他者のそれとのちがいを表しており、自分の性質を知る手がかりになるというのが理論の背景です。
持って生まれた感覚器を有効活用する
自分の感受性と想像の方向性がわかってくると、他者の言葉や数字を補正した上で受け止められるようになっていたり、取捨選択の基準が付随してきたりするんじゃないかなあと思っています。
Aさんにとってはなんてことない環境でも、Bさんにとっては騒がしく、Cさんにとっては静かすぎて落ち着かない。
在宅か出社か、和気藹々か一人で黙々か。
同じ環境下でも何をどのように感じているか、深度や大小は異なっており、自分で調整や選択をしていくといった具合です。
相手ありきの場合は依頼が必要ですね。
※依頼については別途書きたいなあと思います
映画の感想
同じものをみて、同じように感じないと不安になった
絵画とのシーンが印象的でした。
全ての人間が同じものをみて同じように感じたら、世界中のありとあらゆる作品が同じになってしまうだろうなあ・・・
196の国から誕生する作品が同じな世界を想像して、ぎょっ!としました。
ナンテツマラナイセカイナンダ
物語の結末
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あなたの愛は母性というより父性だね
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一連の物語の発端となった発言主は現在、結婚できない男女向けの婚活ビジネスを立ち上げられたそうです。
以上をもちまして、この物語もおしまいです。
本日は以上です。
それではごきげんよう。