こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
・アラサー既婚女性が未経験でも転職はむずかしくない
・業界や職種変更で転職するときのちょっとしたコツ
・転職後、課題が表面化することがある【対処を誤るとつらくなる】
この記事を書いているわたしは27歳で結婚、その年に化粧品健康食品メーカーの研究職から、インターネット広告業界の提案営業職へ転職しました。
・アラサーで未経験は無理
・既婚女性の転職はきびしい
巷でいわれていることは知っていました。
商品開発をしているうちに、営業やマーケティング、Web業界への興味が抑えきれず、やってみたらできたんです。
未経験でも仕事を深掘りしたら少し経験している人になれ、転職活動はそんなにむずかしくはありませんでした。むしろ転職してからの方が大変でした。
そこで本記事では、アラサー既婚女性が未経験でも転職できた手順、転職後に失敗した話をまとめます。
希望が叶い、転職後もたのしいお仕事ライフが送れますように。
アラサー既婚女性の転職はむずかしい?
女性の社会進出を後押しするため、政府は、社会の指導的地位に占める女性の割合を2020年までに30%程度にすることを目標に掲げた。
厚生労働省HPだったか、これに近いような情報をたまたま見つけて、
国を挙げて女性がはたらきやすい環境をつくろうとしているんだな、と感じました。
当時の職場でも女性の役職者はいましたし、幼いお子さんがいて時短勤務をしている女性もマネージャー職をされていました。
たまたまネットでみた国の動きと身の回りで起こっている現象から世論が信じられず、「そういう側面もあるかもしれないけれど、転職できるか否かは別の要因があるんじゃないの?」と思っていました。
業界や職種を変えて転職するときのコツ
エージェントを通じて転職しました。
転職エージェントを利用するメリットは、案件をみることで気づいていない希望(在宅、フレックスなど)を自覚できたり、企業からみた自分について率直な意見をもらえるところです。
※後に書いていますが、ぶっちゃけトークが転職活動の追い風になりました
デメリットはメールがたくさんくること。1日何十通もくるので確認がシンドイときも・・・
未経験の転職でおすすめのエージェント
■転職のリクルートエージェント|支援実績No.1:案件が豊富。パターンの蓄積により成功ノウハウが多い。
■転職サポートDODAエージェントサービス|非公開求人数多い:クローズド案件には有名企業もあり。キャリアカウンセリングで俯瞰的な助言をもらえる。
希望にマッチした仕事があったので対策を始めました。
化粧品健康食品メーカー研究職から、インターネット広告提案営業職に転職した手順を書いていきますね!
未経験からの転職手順①:今までの仕事とこれからの仕事の共通点探し
研究職(特に商品開発職)と広告の提案営業職を掘り下げていくと、同じことをしているように感じた部分がありました。
・市場調査をしてコンセプトを練る。より魅力的な伝え方を考える。
・今ある商品が売れなくなった原因を分析し改善する。
・立場が変わると正義が変わる。各々の正義を通していると理解されるようなコミュニケーションを図る。
共通点探しをしたら、未経験だけど完全なる未経験ではないんじゃない?と思えました。
志望先の会社にも、根っこは装着済みだから、枝葉は入社後につければよいと判断してもらえたんじゃないかなと思います。
根っこや枝葉というのは、イラストにするとこんなイメージです。
共通点がみつからないときは?
共通点が全くないことはないと思うのですが、例えば経理から営業とすると、
営業事務のような近しいポジションに一度転職して営業事務から営業に転職するか、副業でアフィリエイトブログを書くとかですかね。
本業で使っている会計ソフトのレビューをブログに書いて売れたら、インターネット上で営業ができるということなので共通点が増えます。
近しいポジションに移ってから再転職したり、副業でスキルを補うと共通点は増やせますね。
未経験からの転職手順②:実務で足りないところをどう補うか?
枝葉はしげるのか? 企業はそこが気になるはず。
実務で足りないスキルをどうやって補うのか、具体的なプランの提示が必要ですね。
・現職では大勢の方と関わり、人によってスムーズに進む話の運び方か異なることを知りました。ある人は結論から話さないと耳を傾けてくれません。でも、別の人は用件から入ると怒ってしまうので順を追って話す必要があります。飛び込み営業や商談でも同じようなことがあると思います。人をみて話を進めていきます。
・数で勝負をすると体力が必要で、私は確かに不利です。なんとなくが許されない研究職では、理由や根拠をもって進めるクセがつきました。数だけでなく精度を上げていくよう試行錯誤をします。
・これまで自炊してきました。今後、ランチは毎日外食、夜も外食の頻度を増やして飲食業界を学びます。
現職を経験したからこそより枝葉がしげるんです、と説明しました。
異業界異業種の中途採用をする企業側のメリットは、全く新しい成功ノウハウが蓄積されるところにあるだろうと仮説したからです。
あとは、ホンマにやるの?って不安にさせてしまったらアウトだと思ったので、できるかできないかわからない壮大なことよりも、できることを話しました。
転職エージェントさんに「やめとけ」といわれたら、チャンス!
エージェントさんは既婚がデメリットになるとお考えでした。
就業後に筆記試験や面接をする負担を考えると、希望ゼロのことはやらない方がいいと助言するのはエージェントさんなりのやさしさですね。
やめておいた方がいいといわれても気持ちが引っ込むことはなく、
この方が既婚はデメリットだと考えるくらいだから、面接官もそうお考えになってもおかしくないと考え、面接対策をしました。
他者からの言葉は自分の気持ちや覚悟を知るリトマス試験紙であり、1人が疑問に思うことは別の人も不思議に感じてもおかしくはなく、予報でもあります。
転職エージェントを2社使い、たくさん会話をしたのはよかったです。
無料ですし、多くの意見に触れて損はないはず。
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情報が多いと混乱する方は、最初は1社登録して、必要に応じてもう1社お世話になる使い方がおすすめです。
ちなみに、既婚のメリットを用意しておきましたよ。
既婚のメリットはもう恋愛をしなくていいこと。その分お仕事がんばります!
必殺技の出番はありませんでした。妊娠についても用意しておきましたが、それも出番はなかったです。
失敗談:転職後にやってはいけないこと
新しい職場では、今まで気づかなかった課題が表面化しました。
・いらないお客さんに売れない
・この商品は最適!と思えない商品を売れない
致命的なところが課題になったんです。でもこのとき、
・(潜在的に)ほしいお客さんには売れる
・この商品はあのお客さんにサイコー!って思えたら売れる
ひっくり返して考えられたらよかったけれど、そうはならず・・・
お酒に逃げた
お酒はいい気分のときに適量を飲めば明日への活力になる一方で、こんな作用で知られています。
類にもれず、ひっくり返して考えるどころか邪見にまみれていきました。
1年半ほど続けましたが、できているところを伸ばすように考え方をチェンジできていたら、くさいものに蓋をするかのごとくお酒を飲まなければ、もっと楽しくはたらけていたかなあと思います。
転職後もたのしくはたらくために
■転職後は課題が表面化するものだと心得ておく
■できない病に襲われたら「できていること」を探してニンマリする
■お酒は飲むなら感情に要注意、飲まない選択もする
この辺りは今でも役に立っています。
ビールをダースで買わなくなりました。飲兵衛だけど1本ずつ買ってます。買い足しがめんどうなので、1本飲んだら終了です。
総括:異業界異業種への転職
退職して6年が経過しました。SNSにアップした料理写真が売れたり、アンチからファンへと変える食育セミナーの講師になれたりと目に見える形で習得したスキルのリターンがありますね。
お酒に逃げた失敗はあったけれど、転職してよかった。。
「新しい仕事がしたい」「このまま終わりたくない」と思ったら、まずは登録しましょう。
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おもしろそうな仕事があれば次のステップに進めばいいですし、なければ今の仕事や環境が最適なんだと気づけますよね。
どちらにしても、今日からたのしくなりますよ。
本日は以上です。
それではごきげんよう。