あなたになら、大切で重要なことを必ず見つけ出せるはず。
本を贈る行為には信頼が含まれます。
本を読んでいる間は、性急な思考を停止させる代わりに好奇心が起動している。
信頼の通り、どこかでお宝を発見します。
これだ!とお宝を発見するとき、自分にとって大切で重要なことを見つけ出すとき、数々の知識や叡智の中から、たったひとつを選び抜いています。
まるで空で無数に輝くお星さまの中から、いちばん星を見つけるように。
この選択力を使う際、取り入れるか否かを判断しています。選択力と同時に判断力も起動しているんですよ。
これらは筋トレのようなもので、やればやるほど発達していきます。
本を読むと知識や叡智が増えるというのもあるかもしれませんね。だけど、選択力と判断力に磨きをかけています。
一瞬の判断ミスが甚大なる損害を招くものごとに取組めば、使うことをも可能にするでしょう。
夏の花火大会や秋のハロウィンのように厳格なルールや指示がない場合における振る舞いは、個人の判断に委ねられています。
選択力と判断力に磨きをかけておくと、その場その場での最適解にアクセスしやすくなるんですね。
2024年までは自由なうちに適切な判断ができないと、全面禁止に向かいがちでした。
2001年に発生した明石の歩道橋事故による花火大会の禁止は、再開まで22年かかっています。
同じ本でも読むタイミングで興奮する部分に変化があるのは、その時々の自分にとって大切で重要な事柄に変化が生じているからですね。
なんとまあ、自分を知るツールにもなり得てしまいます。
大好きな方からいただいた本の最終ページをめくり終えたとき、
“あなたになら、大切で重要なことを必ず見つけ出せるはず。”という信頼は深い愛情へと変形され、内から湧き上がるパワーを受け取ることでしょう。
本を贈る粋な計らいは、本をプレゼントすることでようやくやっと理解します。
大切なひとが、まるでシャチが天高くジャンプするかのように飛躍したり、復活再生していくありさまは強固な殻を突き破るような破壊力があり、外部の観察者であっても大きなパワーを受け取れますよ。
おもしろそう!と感じた本を次から次へと読んでいくもいいですね。
大好きな方からいただいた本を、気が向いたときに読んでもいいですね。
本を贈ってくれた方のいちばんのお気に入りを読んでみたら、最も知りたかったことが書いてあるかもです。
すべてを見越した壮大な仕掛けに、感動してしまうかもしれません。
本日は以上です。
それではごきげんよう。