ダイエット目的で運動やエクササイズをしている時の食事について、特に、運動前後で気をつけるポイントを解説します。
よくある誤解
運動やエクササイズをして、さらにカロリーを減らせば、やせやすくなるかも!
専門家のサポートがあれば問題ないんですけど、これ危険です。
運動効果を得られなかったり、今ある筋肉が落ちて貧弱になることもあります。
私自身、高校でテニス部デビューしました。
吹奏楽部だった中学生の頃から食事量を変えなかったんですよね。
そしたら、みるみるやせました。
でも、筋肉が全くなく、胸やお尻も削ぎ落とされていったので、女性らしさ「0」のひょろひょろさんだったんです。
運動をするということは消耗すること
例えば、Youtubeで痩せるダンスの動画を見ながらエクササイズをするとしましょう。
いや〜、きつかった……
1回で太ももがピクピクしてます。
汗もかいてます。
きつめのスクワットをしたり、素早く腕を曲げたり伸ばしたりしたり、
この動画には出てきませんが飛んだり跳ねたりするケースもあると思います。
この時、身体の中では、筋肉の伸び縮みや着地した時の振動で筋肉が壊れています。
身体を動かすためにエネルギーが使われ、そのエネルギーを使う際にビタミンを消費しています。汗をかけばミネラルも出ていきます。
こんな風に、運動をするという行為は消耗なんですよ。
消耗に補うのが食事
運動をして消耗することに備えたり、運動によって消耗したものを補うために食事が必要になってきます。
運動前の食事のポイント

効率よくエネルギーになるものや、ビタミンとミネラルを補います。
さらに、運動によって疲労物質が体内に溜まるので、クエン酸を補給するのもいいですよ。
具体的には、梅おにぎり・バナナ・オレンジジュース・あんまん・スポーツドリンクです。
運動後の食事のポイント

消耗したエネルギーの補給に加えて、壊れた筋肉を修復するためにたんぱく質を補います。
具体的には、鮭おにぎり・肉まん・ヨーグルト・牛乳です。
同じおにぎりでも運動前は梅や昆布を具材にしますが、運動後はたんぱく質源を取り入れるイメージです。
たんぱく質はエネルギーが不足した状態で補給しても、利用効率がよくないことがわかっています。(たんぱく質エネルギー効率)
運動後にたんぱく質を補給する際は、エネルギーも一緒に補給しましょう。
運動前後の食事で共通して大切にしたいこと
消化しやすいものを選ぶ
運動をしている時は交感神経がはたらいています。それに対して、食べたものを消化吸収する際には副交換神経がはたらきます。
つまり、運動中は消化吸収能力が落ちている状態です。
エネルギー補給には消化に時間のかかる脂質よりも、消化しやすい炭水化物がいいですよ。
炭水化物の中でも、パンには生地にバターなどの脂質か含まれること、麺類はあまり噛めないので、おにぎりがおすすめです。
1日3食を食べて
運動をするということは消耗することなので、3食では足りないものを補う際の食事を書きました。
例えば、15時に運動をするとします。昼食を12〜13時くらいに食べて、運動前におにぎりやバナナを食べます。
運動が終わったらおにぎりを食べ、買い物や家事をして普通に夕飯を食べるといった感じです。
今回のブログで書いた食事は、
“朝食が梅おにぎりだけ、夕飯が肉まんだけ” ということではないので、誤解なきようお願いします。
それをすると、女性らしさ「0」のひょろひょろさんになってしまいます。。。
ダイエット効果を引き上げる運動前後の食事について書きました。
食事を味方に美ボディを手に入れてくださいね。
今回は以上です。