気象庁から数年に一度の猛吹雪と情報が出ていますね。冬至から春分くらいまでは身に染みるほどの寒さになりますが、身体を内側から温めていると、体感温度は全く違ってきます。
また、体内では様々な酵素がはたらいており、酵素がきちんとはたらいてくれるおかげで健康は保たれています。その酵素がもっともよくはたらく温度帯が36.5℃です。
だから、36.5℃からたった1℃でも下がると、食べ物の消化吸収、血液の循環、基礎代謝など、体内のあらゆる化学反応は低下します。
また、免疫細胞が活性化するにも適度な体温が必要なため、免疫力も低下します。
ありがたいことに、今年も温活に関するコラムを執筆したり、広告に掲載いただきました。情報が散在しておりますため、食事で温活する方法として当ブログにまとめます。
このブログを読み終わった頃には、身体を温める食事ができるようになっているでしょう。
冷えチェック&食事で温活の基本
ファッションブランドGUEST LIST様が運営するwebマガジンにて、コラムを連載させていただいております。
ここでは冷え具合のチェックと、食事で温活をする時に見落とされがちなポイントとして、きちんとカロリーをとることの重要性、朝ごはんの大切さを書きました。
カロリーは、その食事がどのくらいの熱を与えられるかを数値化したものにすぎません。
低カロリーのものは低い熱しか体に与えられませんが、高カロリーのものは高い熱を与えることができます。
朝は1日で最も体温が低いので、このタイミングで食事をすることにより、一気に体が温まります。
身体を温める食材
銀座ステファニー化粧品(株)様の創立30周年記念の福袋に入る広告にて、身体を温める食材をご紹介いたしました。
こうして見ると、食材1つ1つを身体を温めるのか、そうでないのかを覚えておかないといけないように感じるかもしれませんね。
ある程度の法則がありますので、食材1つ1つを覚えておく必要はなく、法則を覚えておくと便利ですよ。
身体を温める食材を選ぶコツ(法則)
寒い季節・寒い地域にとれる食材
仏教用語の身土不二という言葉をご存知でしょうか?
この言葉は、身体と土地(環境)は切り離せないという意味で、食の思想にも取り入れられています。
寒い季節や寒い地域では外気で身体が冷えるため、そういった季節や土地でとれる食材には身体を温めるはたらきを持っているといわれています。
食材例:小松菜、水菜、春菊、にら、みつば、りんごなど
根菜類
東洋医学の考え方では、土の中で育つ根菜類は身体を温める食材として分類されています。
食材例:れんこん、ごぼう、にんじん、自然薯など
香りや風味に刺激があるもの
刺激となる栄養成分に身体を温めるはたらきが確認されています。
食材例:生姜、唐辛子、ねぎ、ゆずなど
伝統的な製法で作られた日本の調味料
微生物のチカラで発酵された発酵食品には酵素や栄養素が生み出されており、それらの物質が身体を温めてくれます。
例:本醸造酢、本醸造みりん、天然醸造味噌、本醸造しょうゆ、天然塩
身体を冷やす食材が食べたい時は?
物理的に温かいものと一緒に食べよう(飲もう)!
暑い地域や暑い季節にとれる食材には、身体から熱をとり、冷ましてくれるはたらきがあります。
また、精製された砂糖や物理的に冷たいビールなどの飲み物も身体を冷やしますね。
温活中でも身体を冷やすといわれている食材(飲み物)をとりたい時には、火を通して食べたり、温かい汁物と一緒に食べることで、冷まし過ぎることはありませんよ。
ビールで乾杯したら〆に味噌汁を飲んだり、ケーキのお供にホットハーブティーを選ぶことで冷まし過ぎを予防しましょう!
食事で体温を上げる必殺技
噛んで噛んで噛みまくろう!
食事をすると胃腸が動きますよね。この胃腸の動きを「ぜんどう運動」といいます。そう、胃腸を動かすことは運動なんです。
スポーツや筋トレで体を動かすと体温が上がるのと同様に、この胃腸の運動をすることでも体温は上がります。
食事をすると身体がポカポカしてきませんか?あの現象には、ぜんどう運動も関係しています。
ぜんどう運動をより活発にするには、口でしっかり噛むことです。
噛むという刺激が脳に伝わることで、脳から胃腸へ「動け!」と指示が出ます。食事で温活をする際には、噛んで噛んで噛みまくりたいですね。
食事で温活する方法をまとめました。
身体の内側から温めて、冬でも快適に過ごそう!
食事で体温を上げた私の体験談もご参考まで。