田中みな実さんの「1日2合のお米を食べる食事」が美肌を保つ秘訣な理由を管理栄養士が解説する

田中みな実さんって、お米1日2合食べているんだって。お肌がきれいでスタイルもいいけど、お米ってそんなに食べてもいいのかな？

カロリー制限や糖質制限ダイエットが広まり、それが当たり前みたいになってくると、たくさん食べてるのにどうして？って不思議に思いますよね。

管理栄養士の目からすると、田中みな実さんがお米を１日２合を食べるのは妥当ですし、だからこそあの美肌を保てているのだなと分析しています。

そこで今回は、田中みな実さんがお米を１日２合を食べるのはそんなに不思議じゃないことを一緒にみていきましょう！

カロリーから必要量を計算してみた！

“なにをどれだけ食べたらいいか？”
健常な個人や集団を対象とするとき、管理栄養士のバイブルとなるものが日本人の食事摂取基準です。

この基準は学術論文や学術資料を元に策定されています。エビデンスにも信憑性はピンキリですね。。

エビデンスのレベルまで精査して信頼度の高い情報から食事摂取基準は策定されています。
5年ごとに見直しが行われ、最新版は2020年版です。

この日本人の食事摂取基準2020版から、田中みな実さんに必要な1日のカロリー摂取量はこのくらい。

必要なカロリー摂取量は、1日を座って過ごすのか、立ち仕事が多いのかで採用する数値が変わってきます。お仕事のときと休日とで差があると推測されますので中間値「普通」を採用しました。

身体活動レベルごとの運動量はこのくらいです。

「普通」を採用するのが妥当かと思います。

カロリーを持つ栄養素は、炭水化物・たんぱく質・脂質の三大栄養素です。
それぞれ、炭水化物４kcal/g、たんぱく質４kcal/g、脂質９kcal/gのエネルギーを持っています。

これらの理想的なエネルギーの内訳が食事摂取基準に設けられています。

幅がありますね・・・
計算しやすいようにスッキリさせましょう。

ちなみにエネルギー産生栄養素バランスは、たんぱく質（P）脂質（F）炭水化物（C）のそれぞれの頭文字をとって、PFCバランスと呼ばれています。

理想的なPFCバランス

平均値で割り切れる脂質はそのままに、炭水化物とたんぱく質は数字を丸めました。

よし、これでパズルのピースが揃いました。
計算していきますよー！準備はいいですかー？

田中みな実さんの1日に必要なカロリーと理想的なカロリーバランスから、1日に食べるとよいお米の量を算出した結果、2.05333…合という数字がはじき出されました。

ね、お米1日２合はな〜んにも不思議じゃないでしょ？
便宜上60％で計算しましたが、幅があるのでおかずで炭水化物をとってもまあ理想的ですね！

身体の内側から水分で満たされているから、肌がきれい

田中みな実さんといえば、肌がきれいですよね。エステや下地も一役買っているかもしれませんが、いつみてもどんな角度からでもピカピカなのは素肌がきれいだからかと思います。

炭水化物は保水性がある

炭水化物はエネルギー源になります。ただし、そのままのかたちで使われるわけではありません。体内でブドウ糖に分解され、血液にのって脳や筋肉へ運ばれ、そこで消費されています。

使われなかったブドウ糖はグリコーゲンという物質として、筋肉や肝臓にたくわえられています。このグリコーゲンには、体内の水分を引き寄せてくっつけるという性質を持っているんですよ。

グリコーゲンは1分子に対して水４分子を結合させます。

水がくっついた状態でグリコーゲンはたくわえられるので、理想的な炭水化物の量をとっていると、身体の内側から水分で満たされてきます。

グリコーゲンの性質については、京都大学名誉教授森谷敏夫先生が書籍の中でおっしゃっていますよ。

ご本人の目に留まったらどうしましょ・・・？

勝手に分析してブログに書いてごめんなさい。

カメラの前でソーセージを食べていたあの頃から、美意識が鬼高いみな実さんも、シンバル叩く男前なみな実さんも、毒吐いているみな実さんも全部好きです。

変な感じになったところで、本日はここまでです。
それではごきげんよう。